ある夜、偶然YouTubeでこの映画を見つけたが、長いこと観ずに放置していた。最近は、ティーンエージャーの心の動きを描く映画に興味がある。似たようなテンポの作品で最後に観たのは『House』だ。これらの映画は、アイデアからアイデアへ、感情から感情へ、シーンからシーンへと飛ぶことが多く、論理的なつながりはあまりない。そんな語り口がとても面白く、新鮮に感じられる(後で知ったが、この映画は匿名の女の子の400件以上のツイートを元にしているらしい。すごい!)。期待していた通り、後半はマリーがさまざまな喪失に向き合うなかで、奇妙な方向へと進み、狂気めいていく。観終わった後は、心が少しぼんやりしたような感覚になる。この感じ、好きだ。
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